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④ ガバナンスと報酬の統合

  • 5月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月15日

「もらい方」だけでなく、「持ち方」と「返し方」まで設計する


当社の強みは、米国ペイ・ガバナンスLLCのグローバルな知見と、日本法人として日本企業の役員報酬ガバナンスに向き合ってきた実績の組み合わせにあります。米国でS&P500やラッセル3000構成企業を含む幅広い企業を支援してきた経験と、日本市場の文脈を踏まえた洞察を掛け合わせ、各クライアントの状況に応じた助言をご提供します。


中長期インセンティブの設計が終わった ── ここで「完成」と思っていませんか? じつは、半分しか終わっていません。

株式報酬を付与した後も、経営者が株主と同じリスクを負い続ける仕組みがなければ、「利害を共有した」とは言えません。


日本でよくある「もったいない」設計

日本企業に多いのは、退職時に譲渡制限が解除されるタイプの株式報酬です。しかしこれは、在任中の株式保有を義務づけるものではありません。退職と同時に株式を売却できるため、実質的には退職金の代替として機能しがちです。「在任中の経営判断と実際の株価が連動する」という、株式報酬本来の効果が十分に発揮されていない場合があります。


仕組み① ── 株式保有ガイドライン


この課題に対応するのが「株式保有ガイドライン(Stock Ownership Guidelines)」です。

具体的には、株式報酬の権利確定(ベスティング)期間を3〜5年に設定したうえで、その後も、基本報酬の一定倍数(例:3倍)相当の株式を保有し続けることを役員に求める仕組みです。

経営者は在任期間を通じて株価のリスクとリターンを株主と共有し続けることになります。グローバルスタンダードとして定着しているこの仕組みは、日本においても導入が急がれる領域のひとつです。


📘 株式保有ガイドライン ── 「在任中は◯円分の自社株を持っておくこと」と役員に求めるルール。経営者を株主と同じ船に乗せ続ける装置


仕組み② ── クローバック


もうひとつが「クローバック(Clawback)」条項です。不正行為や重大な業績の下方修正があった場合、過去に支給された報酬の返還を求める仕組みです。「短期的に数字を作れば高い報酬を手に入れることができる」という誘惑を抑える効果があります。米国ではSEC(米国証券取引委員会)による義務化が進み、機関投資家からの要請も強まっています。


📘 クローバック ── 英語で「爪を立てて取り戻す」の意。不正等が発覚したら、過去の報酬を取り戻すルール。


報酬の「もらい方」「持ち方」「返し方」 ── この三つをセットで設計して初めて、役員報酬ガバナンスは投資家が求める水準に適うものになります。





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③ 中長期インセンティブ(株式報酬)

企業価値を増大させる仕組みのつくり方 当社の強みは、米国ペイ・ガバナンスLLCのグローバルな知見と、日本法人として日本企業の役員報酬ガバナンスに向き合ってきた実績の組み合わせにあります。米国でS&P500やラッセル3000構成企業を含む幅広い企業を支援してきた経験と、日本市場の文脈を踏まえた洞察を掛け合わせ、各クライアントの状況に応じた助言をご提供します。 経営者と株主の利害共有 ── そのために

 
 
⑤ 海外動向・国際比較

「日本の役員報酬は低い」── 本当の問題はどこにあるか 当社の強みは、米国ペイ・ガバナンスLLCのグローバルな知見と、日本法人として日本企業の役員報酬ガバナンスに向き合ってきた実績の組み合わせにあります。米国でS&P500やラッセル3000構成企業を含む幅広い企業を支援してきた経験と、日本市場の文脈を踏まえた洞察を掛け合わせ、各クライアントの状況に応じた助言をご提供します。 「日本の役員報酬は低い

 
 

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